ネット上の誹謗中傷と言えば、個人・組織問わず、大きな風評被害を受ける深刻な問題です。企業ともなれば弁護士に相談し、裁判にまで発展する事例も、近年では珍しいものではなくなりました。それほどインターネットにおける情報発信というものは、社会的に大きな影響を持つまでに成長したと言うことが分かると思います。
それだけに、企業の多くはこうしたネット上の誹謗中傷に対しては並々ならぬ対策を取りますし、顧問弁護士などの層を厚くするなど、企業・ブランドイメージ・商品・サービスなどを守ることにお金をかけるようになったと思われます。しかし、個人ではどうでしょうか?
確かに、個人と個人の間におけるネット上の誹謗中傷において、弁護士が介在するような案件に発展したケースもあります。ですが、基本的には泣き寝入りであったり、自然消滅であったりと、何の手立ても打つことができないというのが、これまでの考え方だったと思われます。近年のSNSやブログなどでは、特に個人が自身のブランドを確立するために、こうした誹謗中傷をあえて引き出すような情報を発信し、利用することもあります。
しかし、そういった手法が長く続くとは限りませんし、後ろ盾のない個人が誹謗中傷に耐えきれず、弁護士に相談しても後の祭…という事象も、少なからず存在しています。だからこそ、ネットにおける情報発信は、それが匿名であろうと記名であろうと充分に注意する必要があるわけですが、そこまで注意しても誹謗中傷を受ける可能性を払拭することは不可能です。
基本的に、弁護士は一度拡散してしまった書き込みなどの削除指示を引き出すことはできても、そこで失った信用や受けた被害を取り戻すことは困難です。法律に基づいて裁判を行うことはできても、イメージを取り戻すには、自分でなんとかしなければならない部分が多くを占めているのです。そうなると民間のサービスなどを利用したい所ですが、ネット上のネガティブ情報を削除してくれるサービスを提供している会社があります。
それが誹謗中傷対策の定番「@DELETE」です。@DELETEは、検索エンジンや掲示板、ウェブサイト・ブログなどについて、削除支援を行っています。ネット上でのネガティブな情報を消すことができれば、誹謗中傷などの書き込みで失った信頼やブランドイメージを取り戻したりするだけでなく、適切な評価や情報のみをネット上に残すことができますから、さらなる売り上げや知名度アップに貢献してくれる筈です。
誹謗中傷に対して、法律は弁護士、削除は@DELETEと覚えておいてください。